日本最古の神社といえば!【大神神社】
みなさんこんにちは!
神社巡りを趣味とする智原孝行です。
このブログは皆さまに全国の有名神社をご紹介していこうという趣旨で立ち上げてみました。
さて、皆さんは、「日本でもっとも古い神社」はどこかご存知ですか?
伝承や資料などでは諸説あるものの、いま日本でもっとも古い神社の1つとして知られているのが奈良県にある【大神(おおみわ)神社】です。
大神神社は奈良県桜井市三輪にある神社で、古墳時代以前、三輪遺跡の時代からその地域一帯で勢力を持っていた先住族が崇敬していたといわれています。
大神神社は、古事記に登場する国造りの神である大物主大神(おおものぬし)を祀っています。
その昔、大国主神(大己貴神)は少彦名神(スクナビコナ)とともに国造りをしていました。
しかし大国主が少彦名神を「お前は小さな神だな」と愚弄したために、国造りなかばにして少彦名神は常世に帰ってしまいます。
大国主神が「この後どうやって一人で国造りをすれば良いのだ」と悩んでいると、海原を照らして神が現れました。その神は大国主の幸魂奇魂(和魂)と名乗り、「大和国の東の山の上(三輪山)に祀れば国作りに協力する」と言いました。
この神が御諸山(三輪山)に鎮座している大物主神であり、この神を祀ったのが大神神社といわれています。
大物主神が三輪山に鎮座されることを望んだため、大神神社は古来本殿を設けずに、三輪山に祈りを捧げていました。
この信仰方法は神社の社殿がつくられる以前の、日本の原初の神祀りの姿だといわれています。
三輪山(神体山)と鳥居。
大物主大神は古くから神様の中の大神様として尊ばれてきました。
現在も国造りの神、生活全般の守護神として全国からの参拝者が訪れています。
実は僕は、まだ大神神社に参拝したことがないのです…。
神社紹介ブログをやっておいて本当アレなんですが…。
今年中は難しいとしても、来年には絶対に訪れたい場所です!
それでは本日はこの辺りで。
智原孝行がお送りしました。