意外と知らない!【稲荷・八幡・天神・天満宮】の違いを簡単に解説
みなさんこんにちは!
神社巡りを趣味とする智原孝行です。
このブログは皆さまに全国の有名神社をご紹介していこうという趣旨で立ち上げてみました。
日本にはさまざまな名称の神社があります。
「〇〇稲荷」「〇〇八幡」「〇〇天満宮」…などなど。
皆さんはそれぞれの意味やその違いってご存知ですか?
あまり普段生活していて意識することはないんじゃないでしょうか。
そこで今回は、【稲荷・八幡・天神・天満宮】の違いを簡単にご紹介しようと思います!
【稲荷・八幡・天神・天満宮】の違いは、一言でいうと「祀られている神様の系列の違い」です。
日本には八百万といわれるほど数多くの神々が存在しており、神様によって得意な分野(=ご利益)があります。
それぞれの神社の名称で、祀られている神様の系列がわかるのです。
(1)稲荷
「稲荷」とつく神社に祀られているのは【宇迦之御魂神(うかのみたまのかみ)】という神様で、食物や穀物にかかわる農業の神様です。
そのため、稲荷神社には商売繁盛のご利益があると信じられています。
全国に3万社以上ある稲荷神社の総本山は、京都府にある伏見稲荷大社です。
(2)八幡
稲荷神社の次に日本で数が多いといわれる八幡神社は、第15代天皇である応神天皇が祀られています。応神天皇は【誉田別命(ほんだわけのみこと)】というご神名も持っていて、こちらの名前で祀られることが多いようです。
誉田別命は勝負事にかかわる神様で、そのため勝負運や金運のご利益があると信じられています。
(3)天神/天満宮
「天神」と「天満宮」は同じ意味を持つようです。
天神/天満宮に祀られているのは、菅原道真公。学業や芸術の神様として有名ですね。
そのため、天神/天満宮には学業成就のご利益があると信じられています。
総本山は福岡県にある太宰府天満宮。境内には菅原道真公にゆかりの深い牛の銅像があり、頭を撫でると利口になる…なんていわれています。
こうして改めてそれぞれの神社の神様やご利益を学んでみると、さらに神社について調べたくなってきませんか!?
僕はなりました笑。
それぞれの神社に歴史があり、神様が住んでらっしゃり、ああ日本は良い国だな…と改めて感じるのでした。
これからも日本の神社をどんどんご紹介していけたらと思います!
それでは本日はこの辺りで!智原孝行でした。