安産祈願で有名な水天宮とは?境内やお守りもご紹介します
みなさんこんにちは!
神社巡りを趣味とする智原孝行です。
このブログは皆さまに全国の有名神社をご紹介していこうという趣旨で立ち上げてみました。
さてさて。
最近僕の周りで赤ちゃんを授かった!というおめでたい話が増えています。
10ヶ月、赤ちゃんをお腹の中で育てるお母さんは大変ですよね…。妊婦として過ごす日々が少しでも穏やかで安全であり、そして無事にお子さんが生まれてくるよう安産祈願をしたりお守りを贈ったりする人も多いのではないでしょうか。
今回は、安産祈願で有名な神社【水天宮】をご紹介します!
水天宮(すいてんぐう)
水天宮は東京都の日本橋にある神社で、福岡県久留米市にある久留米水天宮の分社になります。
都会に佇む神社であり、地下鉄の「水天宮前」駅に直結しているため参拝客も多いのが特徴です。
水天宮は、天御中主神(あめのみなかぬしのおおかみ)を中心とした四柱を祀っています。天御中主神とは『古事記』において神々の中で最初に登場する日本の神様の祖。天地開闢という、世界の始まりに現れた神様であることから、子授けや安産の神様として信仰されています。
水天宮の境内には、愛らしい「子宝いぬ」の姿が。
子宝いぬの周りには、十二支の漢字が彫られた球が並んでいます。
夫婦の干支の球を撫でると、子授けや安産、子どもの成長の無事といったご利益があるそうです。
また、境内には母子の河童の像も。
「子育河童」と呼ばれるこの像、よく見ると母河童の体には3匹のちび河童がくっついています。かわいい!
子育河童の像は、お水をかけて参拝するのが一般的なようです。
水天宮では、「御子守帯(みすずおび)」という帯を安産祈願のお守りとしています。祈祷されたこの帯をお腹に巻くことで、お腹の中の子どもは神様から確かにお預かりしたという意味を持つそうです。また、一人の女性が母となる決意を受け止めた証でもあります。
神様のご加護がお腹を守ってくれるのは頼もしいですよね。
それでは、本日はこの辺りで。
智原孝行でした!