智原孝行の神社紹介帖

神社好きの智原孝行が気ままに全国の有名神社をぽちぽちと紹介するブログです。

武蔵国の守り神…【大國魂神社】とは

みなさんこんにちは!
神社巡りを趣味とする智原孝行です。

このブログは皆さまに全国の有名神社をご紹介していこうという趣旨で立ち上げてみました。

 

今回ご紹介する神社は、東京都府中市にある大國魂神社(おおくにたまじんじゃ)』です!

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大國魂神社は、武蔵国(いまの東京都、埼玉県、神奈川県の一部)の総社として知られています。

創建は景行天皇41年(西暦111年)と伝えられ、1900年もの歴史を持つ神社です。

源頼朝が妻の安産祈願をし、また源頼義と義家が奥州戦に向かう際に戦勝を祈願したといった伝承があります。

 

ご祭神は大國魂大神(おおくにたまのおおかみ)で、出雲大社大神神社のご祭神である大国主神(おおくにぬしのかみ)と同神とされています。

その昔武蔵国を開かれ、人々に衣食住の道を教えたほか、医療法やまじないの術も授けた神様で、福神や縁結び、厄除け・厄払いの神として有名な神様です。

 

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境内は多くの社殿からなり、重要文化財の木造狛犬をはじめとしたさまざまな文化財を目にすることができます。

 

大國魂神社例大祭は、毎年5月3日~6日に行われる「くらやみ祭」で、東京都指定無形民俗文化財に登録されていると同時に関東三大奇祭に数えられています。

かつて街の明かりを消した深夜の暗闇の中で行われていたため「くらやみ祭」と呼ばれるようになったそうで、「江戸名所図会」という江戸時代の観光案内において、江戸近郊で盛大に続けられている古い祭りとして紹介されており、「五月五日六所宮祭礼之図」が掲載されています。

 

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お祭りの間はさまざまな行事がとりおこなわれ、毎年約70万人が訪れます。

都内に住んでいるのなら一度は行っておきたいお祭りです。

 

 

それでは、本日はこの辺りで。

智原孝行でした!