国産み話のパワースポット!【伊弉諾神宮(イザナギジングウ)】
みなさんこんにちは!
神社巡りを趣味とする智原孝行です。
このブログは皆さまに全国の有名神社をご紹介していこうという趣旨で立ち上げてみました。
今回ご紹介するのは、関西有数のパワースポットとして有名な【伊弉諾神宮(イザナギジングウ)】です。
伊弉諾尊(いざなぎのみこと)と伊弉冉尊(いざなみのみこと)の2柱が御祭神。『日本書紀』『古事記』によると、国産み・神産みを終えた伊弉諾尊が、最初に生んだ淡路島多賀の地の幽宮(かくりのみや、終焉の御住居)に鎮まったことがこの神社の起源だそう。国産みには順番があり、最初に淡路島、次に四国、そして隠岐の島と続きます。
伊弉諾神宮を中心に、東西南北に縁ある神社が配置されています。これは意図されたものではなく偶然だそうですが、神宮の境内には太陽の運行図として、このことを紹介する「陽の道しるべ」というモニュメントが建っています。
また境内には、伊弉諾尊と伊弉冉尊の御神木として樹齢900年の夫婦楠があります。この楠には夫婦円満や安産子授、縁結びなどのご利益があるそう。
歴史ある神社ですから、パワースポットといわれるのも納得です。
新しいことを始める人にパワーを与えたり、男女関係で傷ついた人を癒やしたりするともいわれています。
いや~、神社好きとしては一度は訪れてみたいですよねぇ。
それでは、今回はこの辺りで。
智原孝行でした!
武蔵国の守り神…【大國魂神社】とは
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今回ご紹介する神社は、東京都府中市にある『大國魂神社(おおくにたまじんじゃ)』です!
大國魂神社は、武蔵国(いまの東京都、埼玉県、神奈川県の一部)の総社として知られています。
創建は景行天皇41年(西暦111年)と伝えられ、1900年もの歴史を持つ神社です。
源頼朝が妻の安産祈願をし、また源頼義と義家が奥州戦に向かう際に戦勝を祈願したといった伝承があります。
ご祭神は大國魂大神(おおくにたまのおおかみ)で、出雲大社や大神神社のご祭神である大国主神(おおくにぬしのかみ)と同神とされています。
その昔武蔵国を開かれ、人々に衣食住の道を教えたほか、医療法やまじないの術も授けた神様で、福神や縁結び、厄除け・厄払いの神として有名な神様です。
境内は多くの社殿からなり、重要文化財の木造狛犬をはじめとしたさまざまな文化財を目にすることができます。
大國魂神社の例大祭は、毎年5月3日~6日に行われる「くらやみ祭」で、東京都指定無形民俗文化財に登録されていると同時に関東三大奇祭に数えられています。
かつて街の明かりを消した深夜の暗闇の中で行われていたため「くらやみ祭」と呼ばれるようになったそうで、「江戸名所図会」という江戸時代の観光案内において、江戸近郊で盛大に続けられている古い祭りとして紹介されており、「五月五日六所宮祭礼之図」が掲載されています。
お祭りの間はさまざまな行事がとりおこなわれ、毎年約70万人が訪れます。
都内に住んでいるのなら一度は行っておきたいお祭りです。
それでは、本日はこの辺りで。
智原孝行でした!
都内にあるおもしろ神社:兎(ウサギ)がいる!【葛谷御霊神社】
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さて、この可愛い子は誰でしょう?
あら、こっちにも♪
可愛らしい兎がお出迎えしてくれるのは、東京都新宿区西落合にある【葛谷御霊神社】です。
狛犬の代わりに兎がいるという情報もあるようですが、神社にはしっかり狛犬もいます。
兎は神使像のようです。
(神主さんが趣味で置いたという噂もありますが、真相はいかに…?)
ご祭神は帯中日子命(おきなかつひこ)。別名は仲哀天皇で、日本武尊の息子です。
その妻である息長帯比売命(おきながたらしひめ)も祀られています。
ほかにも、農耕と海の神である品陀和氣命(応神天皇)、豪族の祖であり長寿の神といわれる武内宿彌命もご祭神です。
平安時代に源義家が安倍頼時の征伐に行く際に京都の柱(葛)の里の一族がこれに従い、この土地の氏神の八幡宮に勝利を祈り、無事征伐に成功したと伝えられています。
そして、京への帰り道に一族は落合のあたりにとどまり、その際に『葛谷御霊神社』と建てたそうです。
八幡宮に関係が深いので、ご祭神は八幡神が基本となっています。
葛谷御霊神社では毎年1月13日に伝統的な弓の神事『備謝祭(おびしゃ祭り)』が行われます。
これはカラスが描かれた絵を氏子が交代で射ることでその年の豊凶を占い、悪霊を祓って豊作を祈る行事です。
これは同じく新宿区にある中井御霊神社の備謝祭の画像ですが、雰囲気がわかりますね!
明治の頃には備射祭の当日に村の若者が力石を持ち上げて力を競い合ったのだとか。
現在は残念ながら力比べの行事はなくなってしまいましたが、このときの『力石』(新宿区指定文化財)は、葛谷御霊神社の神楽殿横の耕地整理記念碑の周辺に5個(計6個)集められて残っています。
明治の頃かぁ…当時の光景を想像しながら神社をお参りするのも楽しそうですね。
話は兎に戻りますが。
全国には、狛犬以外の動物に関連した神社が多くあります。(お稲荷様とかもそうですね)
そういった神社も追々紹介していけたらいいなぁなんて考えています!
それでは本日はこの辺りで。
智原孝行でした!
【2019年版】東京都内の神社で開催されるおすすめ夏祭り!
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いよいよ夏らしくなってきましたね~。
やはり神社好きとしては夏といえば神社で行われる夏祭りが気になります。
もともと夏祭りは、農村社会における夏季の農事(労働)の五穀豊穣、都市社会における夏季の疫病封じやその死者の弔いといった意味合いがありました。
夏祭りが神社で行われるのは、豊作祈願や無病息災を祈る場所として神様のいる神社が最適だったからでしょう。
では、さっそく2019年の夏にぜひ訪れてみたい東京都内の神社で開催される夏祭りをご紹介します!
靖国神社みたままつり
靖国神社で毎年7月に開催される『みたままつり』は、戦没者を慰霊するために昭和22年から始まりました。
境内には大小3万を超える献灯や各界名士の揮毫による懸雪洞(かけぼんぼり)が掲げられ、九段の夜空をオレンジや黄色で美しく彩ります。
お祭り期間中は盆踊りや神輿、青森ねぶたといった各種奉納芸能が催され、ほかにもバレエやコンサートといった海外や現代音楽のステージも楽しめます。
毎年30万人以上が訪れるため、混乱を避けるため出店の数が少なくなってしまったものの、それでも十二分に屋台で露店を満喫できますよ。
2019年は7月13日(土)から16日(火)まで開催されます。
富岡八幡宮 深川八幡祭り(富岡八幡宮例祭)
「江戸三大祭」のひとつである富岡八幡宮の「深川八幡祭り」は、1642年(寛永19年)に徳川家綱の成長を祈念して実施されたことが始まりとされています。
このお祭りの目玉は、富岡八幡宮にある一の宮神輿と二の宮神輿の、2台の豪華絢爛なお神輿。一の宮神輿は御鳳輦(ごほうれん)と呼ばれ、3年に1度の本祭りの際に担がれます。2018年は本祭りだったそう。
二の宮神輿は本祭りの翌年に担がれるので、2019年は二の宮神輿の渡御が見られそうです。
伝統の掛け声をともに神輿を担いで練り歩く担ぎ手に、沿道の観衆から清めの水が浴びせられることから「水掛け祭」とも呼ばれています。エネルギーあふれるお祭りなので、ぜひ一度は訪れておきたいですね!
公式な発表はまだ出ていないものの、昨年の開催日から08月11日(日)~08月15日(木)あたりではないかと予想されています。
鳥越神社 鳥越まつり
台東区にある鳥越神社で毎年6月上旬に開催される鳥越まつりは別名「喧嘩祭り」とも呼ばれる下町らしい活気が特徴。
鳥越神社の歴史は古く、飛鳥時代の白雉2年(651年)に創建されました。創建当時は『白鳥明神』という名前でしたが、平安時代後期に源義家によって『鳥越神社』に名を変えました。その由来もおもしろいので興味のある人はぜひ調べてみてください。
さて、鳥越まつりでは日本一重いといわれる「千貫神輿(せんかんみこし)」が登場します。貫とは重さの単位で、約3.75kg。その1000倍だから相当ですね!
この千貫神輿の担ぎ棒の奪い合いが喧嘩に発展することから「喧嘩祭り」なんていわれるらしいです。
2019年は6月8日(土) 9日(日)の2日間開催します。
日枝神社 山王祭
「江戸三大祭」の筆頭であり、「日本三大祭」のひとつでもある日枝神社の山王祭は、1週間以上さまざまな行事が続く一大イベントです。
徳川時代に江戸城内に入御した神輿を、三代将軍の徳川家光からはじまり歴代の将軍が上覧拝礼する「天下祭」として始まりました。担ぎ手が伝統的な王朝装束に身を包み、皇居や銀座、丸の内といった東京都心を300mほど神輿を担ぎ練り歩く様子は、江戸時代の情緒を感じさせます。
2019年は6月7日(金)から17日(月)まで開催。さまざまな行事があるのでぜひチェックしてみましょう!
早いお祭りは6月から始まるんですね。夏の始まるを彩るにふさわしい…!
今年の夏はなるべく多くの夏祭りに行きたいな~なんて考えています。
ではでは、本日はこの辺りで!
智原孝行でした。
意外と知らない!【稲荷・八幡・天神・天満宮】の違いを簡単に解説
みなさんこんにちは!
神社巡りを趣味とする智原孝行です。
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日本にはさまざまな名称の神社があります。
「〇〇稲荷」「〇〇八幡」「〇〇天満宮」…などなど。
皆さんはそれぞれの意味やその違いってご存知ですか?
あまり普段生活していて意識することはないんじゃないでしょうか。
そこで今回は、【稲荷・八幡・天神・天満宮】の違いを簡単にご紹介しようと思います!
【稲荷・八幡・天神・天満宮】の違いは、一言でいうと「祀られている神様の系列の違い」です。
日本には八百万といわれるほど数多くの神々が存在しており、神様によって得意な分野(=ご利益)があります。
それぞれの神社の名称で、祀られている神様の系列がわかるのです。
(1)稲荷
「稲荷」とつく神社に祀られているのは【宇迦之御魂神(うかのみたまのかみ)】という神様で、食物や穀物にかかわる農業の神様です。
そのため、稲荷神社には商売繁盛のご利益があると信じられています。
全国に3万社以上ある稲荷神社の総本山は、京都府にある伏見稲荷大社です。
(2)八幡
稲荷神社の次に日本で数が多いといわれる八幡神社は、第15代天皇である応神天皇が祀られています。応神天皇は【誉田別命(ほんだわけのみこと)】というご神名も持っていて、こちらの名前で祀られることが多いようです。
誉田別命は勝負事にかかわる神様で、そのため勝負運や金運のご利益があると信じられています。
(3)天神/天満宮
「天神」と「天満宮」は同じ意味を持つようです。
天神/天満宮に祀られているのは、菅原道真公。学業や芸術の神様として有名ですね。
そのため、天神/天満宮には学業成就のご利益があると信じられています。
総本山は福岡県にある太宰府天満宮。境内には菅原道真公にゆかりの深い牛の銅像があり、頭を撫でると利口になる…なんていわれています。
こうして改めてそれぞれの神社の神様やご利益を学んでみると、さらに神社について調べたくなってきませんか!?
僕はなりました笑。
それぞれの神社に歴史があり、神様が住んでらっしゃり、ああ日本は良い国だな…と改めて感じるのでした。
これからも日本の神社をどんどんご紹介していけたらと思います!
それでは本日はこの辺りで!智原孝行でした。
日本最北端の神社【北門神社】と最南端の神社【宮古神社】
みなさんこんにちは!
神社巡りを趣味とする智原孝行です。
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さてさて、突然ですが皆さまは、日本最北端にある神社と最南端にある神社をご存知ですか?
質問されてぱっと答えられる人は少ないかもしれませんね。
こういう豆知識的なのは、たくさん知れば知るほどおもしろいものです。
というわけで今回は国内最北端&最南端の神社をご紹介します!
まずは北からまいりましょう。
日本最北端の神社は…【宗谷岬(そうやみさき)神社】です!
市杵島姫命は天照大御神の子で、子守りの神様や子どもの守護神といわれています。
いかにも最北端!という感じの雰囲気の宗谷岬神社。
神主さんがいつもいるわけではないそうで、残念ながらこちらでは御朱印をもらうことができません。
御朱印をもらえる日本最北端の神社は【北門神社】です。
こちらも稚内市にあります。
天照皇大神や相撲の元祖といわれる雷神、剣の神・武甕槌神(たけみかづちのかみ)と事代主神(ことしろぬしのかみ)を祀っています。
1785年(天明5年)に松前藩の場所請負人だった村山伝兵衛という人物が、宗谷の地(北海道 の北見国宗谷郡)に北門鎮護の守護神として天照皇大神を奉り、宗谷大神宮という小社を建立したのが始まりです。1896年(明治29年)に、現在の場所に社殿を移築し、武甕槌神と事代主神を合祀して、北門神社へ名前を変更しました。
なんとなく、本州にある神社とはデザインが違いますよね。
アイヌ文化の影響でしょうか?色合いが珍しくて、素敵です。
さて!お次は南へ行ってみましょう。
日本の最南端にある神社【宮古神社】です。
伊弉冉大神(いざなみのおおかみ)と速玉男之神(はやたまおのかみ)、事解男之神(ことさかおのかみ)を祀っています。
この三柱は『熊野権現』とも呼ばれ、日本全国に3000社ある熊野神社の総本山・熊野三山に祀られている神様でもあります。
始まりは1590年(天正18年)。平良大首里大屋子が海難に遭い漂流したものの、8年後に無事帰島できたことを神様のおかげとして、沖縄本島の波上宮より熊野三神を呼び、宮古権現堂を建立しました。
ザ・沖縄!という感じのデザインですね。ちなみに、鳥居にはラオス産の千年木が使われているのだとか。
こうして見比べてみると、ひとくちに神社といっても場所によって形や色使いが違っておもしろいですね。
日本て意外に広いんだ、なんて思います。
ではでは、本日はこの辺りで!
智原孝行でした。
恋愛成就の神社といえば…神戸【生田神社】
みなさんこんにちは!
神社巡りを趣味とする智原孝行です。
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すっかり春めいてきましたね。
別れと出会いの季節である、春。
新しい環境に進む方も多いいらっしゃるのではないでしょうか。
もしも運命と思える出会いに遭遇したら、皆さんはどうしますか?
LINEを聞いたり、食事に誘ったり…いろいろと行動すると思いますが、ひそかに恋愛成就の神様にお願いするなんていうのも良いかもしれません。
今回ご紹介するのは、縁結びの神様として有名な、神戸の【生田神社】です!
生田神社は兵庫県神戸市にある神社で、式内社(名神大社)で、神戸を代表する神社の1つです。
かつては現在の神戸市中央区の一帯が生田神社の社領であり、これが「神戸」という地名の語源となったそう。
地元では「生田さん」と呼ばれ、親しまれています。
「稚く瑞々しい日の女神」という意味の名前を持つ「稚日女尊(わかひるめのみこと)」が祭神です。天照大神の幼名とも妹とも言われています。
「稚日女尊」は機殿(はたどの)で神服を織る神様です、糸を合わせながら織り成す=人と人との縁を結ぶという解釈から、戦前より家運の隆昌や夫婦円満を願う人々が神前結婚を行うなど、現在まで縁結びの神様として深く愛され、信仰されているそうです。
生田神社で有名なのは、「水みくじ」!
授与所でもらえる可愛らしい水みくじを生田の森にある池に浸すと、文字が浮かびあがってきます。
結び所に結んでも、持って帰ってもOK!
どんなことが書いてあるか気になりますねぇ~!
ほかにも恋愛成就のお守りや、縁結びのお守りも販売されているので、叶えたい恋がある人や良い出会いを探している人は、ぜひ生田神社に参拝してみてください♪
ではでは、本日はこの辺りで!
智原孝行でした。